「Dr. HOUSE」シーズン2、ディスク5からです。PotPlayerで英語字幕と日本語字幕を同時表示し、スクリーンショットをとりました。

(以下字幕)
Every case you have rates a five on the complexity scale?
毎回、通常の5倍の請求を?
Dr. House has a rather specialized practice.
ハウス医師の治療は特別なので
(字幕終わり)

「通常の5倍の請求」はどこにもありません。Every case you have rates a five on the complexity scale? は、「君が持ってくる記録(カルテ)は、複雑スケール(複雑さを表す尺度)で5だな」という意味です。つまり、カルテの内容が非常に複雑(スケールが5段階とすれば、5は最大)だと言っているのです。

earthquake measuring five on the Richter scale = リヒタースケールで5の地震

次です。

(以下字幕)
Aphasia and fluid in the lungs. Seizure can’t cause both.
失語症と肺の液体だ
Neither can a stroke.
発作じゃない
Unless he had an abnormal heart rhythm.
不整脈でもない
(字幕終わり)

症状(symptom)が2つあり、失語症と肺の液体です。Seizure can’t cause both.の訳が「発作じゃない」であれば、Neither can a stroke. の訳がありません(字数制限?)。seizure は、「発作」のほか「てんかん(ひきつけ)」の訳もあります。

Seizure can’t cause both.は、「seizure は、失語症も肺の液体(肺水腫)も引き起こさない」→「てんかんは、失語症と肺の液体(肺水腫)の原因ではない」です。

Neither can a stroke.は、Neitherがあるため倒置文となっています。普通に書けば、A stroke can’t cause both, either. です。「strokeも、seizureと同じく、そうでない」→「strokeも同じく、失語症も肺水腫も引き起こさない」→「strokeも、失語症と肺水腫の原因ではない」。strokeの訳語としては「(脳)卒中」が多いようです。

 

Unless he had an abnormal heart rhythm.も間違い。「不整脈でもない」となっていますが、「ただし、彼に不整脈があった場合は例外だ」→「不整脈は、肺水腫の原因となる(可能性がある)」。

次です。

(以下字幕)
“The person you are trying to reach is out of the area or has turned off their phone.”
圏外にいるか 電源を切ったらしい
(字幕終わり)

電話の自動応答の文言です。覚えておくと便利です。この場合のreachは、「連絡する」ことです。

次です。

(以下字幕)
Your flight’s been boarding for 20 minutes.
20分で搭乗時刻よ
I’ll take a later one.
1便 遅らせる
(字幕終わり)

Your flight’s been boarding for 20 minutes.(現在完了進行形)は、「(あなたが乗る)飛行機は、20分間、搭乗手続きを行っている」→「20分前に搭乗手続きが始まっている」→「だから、もうそろそろ乗らなければならない」。

次です。

(以下字幕)

If a human being had actually looked at his blood anywhere along the way, instead of just running tests through the computer,

コンピューターではなく人が彼の血液を調べたらー

the parasites would have jumped right out at them.

すぐに分かったはずだ

(字幕終わり)

このエピソードの患者の病気(失語症)の原因は、マラリアの原虫が脳に寄生していたことで、上の台詞は、このことを言っています。ここの「コンピューター」とはコンピューターによる血液検査で、その場合、目視検査はないようです。「人間が、どこかの段階で顕微鏡で覗いていればすぐに原虫を発見でき、原因がすぐに判明していただろう」(仮定法過去完了)ということです。

以上

 

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